朝に時間が取れない日は、工程を削るのではなく、順番と置き場所を先に決めておくほうが早く終わります。何を削るかはその場では判断しにくく、迷っている時間のほうが長くなりやすいからです。ここでは、朝のスキンケアを短く組み立てるための順番と、朝向きのアイテムの選び方を整理します。
朝に残す工程は、洗う・水分・油分・紫外線対策の4つです
朝のスキンケアは、顔を洗う、化粧水をつける、乳液をつける、日焼け止めをつける、の4つで組み立てます。間に、タオルで水気を押さえる動作をはさみます。
- 洗顔(または、ぬるま湯だけで流す)
- タオルで水気を押さえる
- 化粧水
- 乳液
- 日焼け止め
この並びを崩さないことが、短く済ませるための前提になります。順番を毎朝考え直すと、その都度手が止まります。並びが決まっていれば、途中で一つ抜けたことにも気づきやすくなります。
朝と夜で何を変えるかは朝と夜のスキンケア、順番はどう変える?基本のルーティンで扱っています。まず揃えるものから決めたい場合はスキンケア初心者の男性がまず揃えるアイテムと使う順番にまとめています。
洗顔を短くするなら、泡立てから見直します
朝の洗顔で手間取りやすいのは、洗う動作そのものよりも泡立てです。手のひらだけで泡を作ろうとすると、水と洗顔料の割合が合わずにやり直しになることがあります。
THE FACE WASH(公式サイト)で案内されている使い方は、10円玉大をぬらした泡立てネットに取り、ぬるま湯を少しずつ加えて空気を含ませながら泡立て、ぬらした顔に泡をたっぷりのせて転がすように洗い、すすぎ残しがないようにぬるま湯で入念に洗い流す、という手順です。
THE BUBBLE NET(公式サイト)は、軽くぬらしたネットに洗顔料を適量取り、少しずつ水分を足しながら空気を含ませるように揉んで泡を作る道具です。4層構造で、180mm×260mmと手のひらより大きいサイズのため、空気と水分を取り込みやすくなっています。弾力のある泡を短い時間で作れます。
使用量の目安を毎回はかり直さずに済むよう、10円玉大という基準を先に覚えておくと迷いません。量の考え方は洗顔料の使用量、適量はどのくらい?出しすぎ・少なすぎの見分け方で詳しく扱っています。
朝は洗顔料を使うべきですか
寝ている間の汗や皮脂が気になる場合は、朝も洗顔料を使ってかまいません。乾燥が気になる日や、前夜にしっかり洗った翌朝であれば、ぬるま湯だけで流す形でも成り立ちます。
どちらにするかを毎朝決めようとすると迷いが増えるので、平日は洗顔料、休日はぬるま湯、といった形で先に決めておく方法もあります。朝と夜の役割の違いは洗顔は朝と夜のいつやるべき?正しいタイミングとスキンケアへのつなぎ方と洗顔料は1日何回使う?朝と夜の役割の違いと正しい洗顔手順で整理しています。
化粧水と乳液は、水気を拭き取ってからつけます
THE REPAIR LOTION(公式サイト)で案内されている使い方は、10円玉大を取って手のひら全体に広げ、洗顔後に水分を拭き取った清潔な肌へ、ハンドプレスしながらやさしくなじませる、という手順です。乾燥しやすい目元・口元や、ひげ剃りのダメージを受けやすいあご周りは重ねづけします。
そのあとが THE EMULSION(公式サイト)です。10円玉大を手のひらで温めるように広げ、こすらないように顔全体へなじませます。こちらも目元・口元とあご周りは重ねづけする、と案内されています。
どちらも「洗顔後、水分を拭き取った清潔な肌に」から始まります。ぬれた顔のまま手のひらに出すと、水と混ざって狙った量が行き渡りにくくなります。拭いてから、間を置かずに続けます。
化粧水を手でつけるかコットンを使うかは化粧水は手とコットン、どちらでつける?適量の目安で扱っています。1本で済ませたい場合の考え方はオールインワンと化粧水・乳液、忙しい朝はどちらを選ぶ?にまとめています。
日焼け止めは、スキンケアの最後に入れます
THE SUNSCREEN(公式サイト)で案内されている使い方は、キャップを開ける前にカタカタと音がするまで5〜10回ほど容器を振り、パール1個分を手に取って、スキンケアをしたあとの肌にのせ、顔や首元などになじませる、という手順です。少量を薄く伸ばすとムラになりやすいため、顔全体にムラなく塗れる量を使います。
振る工程を飛ばさずに済むよう、乳液をなじませているあいだに振っておくと、流れが途切れません。落とすときのことは日焼け止めは、普通の洗顔料で落とせますかで扱っています。
手が止まる場所を、前夜に片づけておきます
朝に時間がかかる原因は、動作の数よりも、探す時間と迷う時間にあります。前夜のうちに次の3つを済ませておくと、朝は手を動かすだけになります。
- その日使うものを、洗面台の立ったまま手が届く位置に出しておく
- 泡立てネットは水気を切って、洗面台に掛けておく
- 顔を拭くタオルを、体用と分けて出しておく
引き出しの中や別の部屋にあるだけで、取りに行く一手間が増えます。朝の工程が飛びやすい場合は、この一手間で止まっていることが多いです。
もうひとつ効くのが、鏡の前に立ってから手のひらに出す、という順番です。出してから鏡の前まで歩くと途中で落ちますし、片手がふさがるぶん動きも雑になります。
時間が取れない朝は、どこを削りますか
削る順番も先に決めておきます。工程そのものを抜くより、丁寧さを一段落とすほうが戻しやすいためです。
- 重ねづけを省き、顔全体に1回で済ませる
- 洗顔料を使わず、ぬるま湯だけで流す
- 洗面台まで移動せず、浴室を出たその場で化粧水と乳液まで終える
順番と量の基準を持っていれば、削った日も元に戻しやすくなります。削り方をその場で考えると、翌日も同じ判断を繰り返すことになります。
ひげを剃る朝は、どこに入れますか
剃る日は、洗顔のあと、化粧水の前に入れます。洗って水気を拭き取った状態が、そのまま剃る前の状態になるので、工程が増えません。
THE SHAVING FOAM(公式サイト)で案内されている使い方は、缶をよく振ってから適量を出し、洗顔後に水分を拭き取った肌へ、肌の色が見えないくらいの厚みで塗り広げてから普段どおりに剃る、という手順です。剃ったあとは洗顔料を使わず、水かぬるま湯で洗い流します。
ここで洗顔料をもう一度使わないのは、直前に洗顔を済ませているからです。洗い流したら、そのまま化粧水と乳液に進みます。剃った日のあご周りは、化粧水も乳液も重ねづけの対象として案内されている場所です。
短くしても、順番は変えません
朝を短く済ませるためにやることは、次の3つに集まります。
- 洗う、化粧水、乳液、日焼け止めの並びを固定する
- 量の基準(10円玉大、パール1個分)を覚えて、その場で迷わない
- 前夜に出しておき、探す時間と歩く距離をなくす
この3つが決まっていれば、忙しい朝でも同じ形で続けられます。



