そろえるものは、洗顔料、化粧水、乳液の3つです。使う順番も、洗顔 → 化粧水 → 乳液の一通りだけです。
スキンケアを始めようと思ったとき、最初につまずくのは何を買うかです。棚に並ぶ種類は多く、順番の説明もお店ごとに違って見えます。ここでは、それぞれが何のためのものかと、実際の手順、続けるためのコツをまとめます。
まずそろえる3つ
3つに絞る理由は、役割が重ならないためです。落とす、うるおいを与える、そのうるおいを保つ。この3つの工程は、それぞれ別の役目を持っています。数を増やすより、この3つを毎日続けるほうが習慣になります。
- 洗顔料:一日のあいだに肌についた皮脂や汚れを落とします
- 化粧水:洗顔のあとの肌にうるおいを与え、肌を整えます
- 乳液:与えたうるおいを保ち、肌の表面を保護します
美容液やシートマスクは、この3つが続くようになってから足しても遅くありません。最初から品数を増やすと、朝の忙しい時間に工程が多すぎて止まりやすくなります。
洗顔料の役割と使い方
洗顔は、そのあとの工程の土台になります。皮脂や汚れが残った状態では、化粧水も乳液も肌の上でなじみにくくなります。
THE FACE WASH(公式サイト)は洗顔料です。10円玉大をぬらした泡立てネットに取り、ぬるま湯を少しずつ加えて空気を含ませながら泡立てます。ぬらした顔に泡をたっぷりのせて、泡を転がすように顔全体を優しく洗い、すすぎ残しがないようにぬるま湯で入念に洗い流します。
手でこすらずに泡で洗うのは、指と肌が直接こすれないようにするためです。泡立てに慣れないうちは、ネットを使うと短時間で濃密な泡がつくれます。泡立てネットの扱いは泡立てネットは、手で泡立てるのと何が違いますかで詳しく扱っています。
洗顔の回数とタイミングは、洗顔料は1日何回使う?と洗顔は朝と夜のいつやるべき?をご覧ください。
化粧水の役割と使い方
洗顔のあとの肌は、うるおいが不足しやすい状態です。ここで化粧水をつけます。
THE REPAIR LOTION(公式サイト)は薬用化粧水(医薬部外品)です。10円玉大を手のひら全体に広げ、洗顔後に水分を拭き取った清潔な肌へ、ハンドプレスしながら優しくなじませます。乾燥しやすい目元・口元や、ひげ剃りのダメージを受けやすいあご周りは、重ねづけして入念に保湿します。
効能効果:肌あれ。あれ性。あせも・しもやけ・ひび・あかぎれ・にきびを防ぐ。油性肌。かみそりまけを防ぐ。日やけ・雪やけ後のほてりを防ぐ。肌をひきしめる。肌を清浄にする。肌を整える。皮膚をすこやかに保つ。皮膚にうるおいを与える。
ひげを剃る習慣がある方にとっては、かみそりまけを防ぐことが効能効果に入っている点が、選ぶ理由になります。
手のひらでつけるかコットンを使うかは、よくある迷いどころです。案内している手順は手のひらとハンドプレスです。詳しくは化粧水は手とコットン、どちらでつける?で整理しています。
乳液の役割と使い方
化粧水で与えたうるおいは、そのままにしておくと逃げていきます。乳液は、肌の表面を保護する工程です。
THE EMULSION(公式サイト)は乳液です。10円玉大を手のひらで温めるように広げ、こすらないように顔全体へ優しくなじませます。乾燥しやすい目元・口元やあご周りは、化粧水と同じく重ねづけをします。
べたつきが苦手で乳液を避けている方もいます。THE EMULSION は、肌に触れた瞬間にウォータリーなテクスチャーへ変わるウォーターブレイク処方で、軽い仕上がりを意図した設計です。仕上がりの重さで迷うときは、乳液とクリーム、べたつきが苦手ならどちらを選ぶ?もあわせてご覧ください。
使う順番と、その理由
- 洗顔料で洗う。泡で顔全体を優しく洗い、ぬるま湯ですすぎます。
- タオルで水分を拭き取る。こすらず、押さえるように水気を取ります。
- 化粧水をつける。10円玉大を手のひらに広げ、ハンドプレスでなじませます。
- 乳液をつける。10円玉大を手のひらで温め、こすらずに広げます。
- 乾きが気になる部位に、化粧水と乳液を重ねづけします。
この順序には理由があります。汚れを落とさずにうるおいを与えても肌になじみにくく、うるおいを与えずに保護しても保つものがありません。落とす、与える、保つ。その流れをそのままたどるかたちです。
洗顔のあとは時間を空けないほうが進めやすくなります。着替えや歯みがきを挟むと、そのまま忘れてしまいがちです。洗面所で一度に終える、と決めてしまうほうが続きます。
ひげを剃る日の組み込み方
男性の場合、3つの工程にひげ剃りが加わります。順番で迷いやすい部分ですが、剃ったあとに洗顔で流し、そのまま化粧水、乳液へ進めると工程が重複しません。
THE REPAIR LOTION はアフターシェーブローションとしても使えるため、剃った日のために別のものを買い足す必要はありません。剃ったあとのあご周りは乾きを感じやすい部分でもあるので、重ねづけをして入念に保湿します。
肌の状態が気になる日の考え方
荒れを感じる日や、ヒリつきがある日は、いつもより工程を丁寧にします。洗顔で強くこすらない、泡をしっかり立ててから顔にのせる、すすぎをぬるま湯にする。この3点だけでも当たり方が変わります。
3つの工程を止める必要はありません。ただし、痛みや赤みが広い範囲に出ている場合や、続く場合は、化粧品で対応する範囲を超えます。皮膚科などの医療機関にご相談ください。
一度にそろえられないときは
3つを一度に買いそろえるのが難しい場合は、洗顔料から始めます。毎日必ず行う工程で、変えたときの違いも分かりやすいためです。
- 1つ目:洗顔料。毎日行う工程なので、まずここから整えます。
- 2つ目:化粧水。洗顔のあとの乾きが気になったタイミングで足します。
- 3つ目:乳液。化粧水だけでは物足りないと感じたら足します。
一つずつ足していくと、それぞれを変えたときの違いも追いやすくなります。最初から3つそろえられるなら、それが一番手早く整います。どちらでも問題ありません。
始めたばかりのころによくある疑問
朝も夜も同じ手順でよいですか
基本の3工程は朝も夜も同じです。夜は一日の汚れを落とす意味合いが強く、朝は寝ているあいだの皮脂を整えてから一日を始める、という違いがあります。手順そのものを朝夜で変える必要はありません。
量は多いほうがよいですか
多くつければよい、というものではありません。化粧水も乳液も10円玉大が目安です。足りないと感じる部位があるときは、全体の量を増やすのではなく、その部位に重ねづけをします。
洗顔後につっぱるときはどうしますか
すすぎの湯温や洗顔の回数を先に見直します。詳しくは洗顔後のつっぱりは、放置してよいですかで扱っています。
オールインワンのほうが楽ではありませんか
工程の数という点では、一品で済むほうが手数は少なくなります。一方で、化粧水と乳液を分けると、乾きを感じる部位だけ量を足す、といった調整がしやすくなります。どちらが向くかは、朝に使える時間と、調整をしたいかどうかで変わります。オールインワンと化粧水・乳液、忙しい朝はどちらを選ぶ?で、それぞれの違いを整理しています。
続けるための置き方
始めたあとに止まる理由の多くは、意欲ではなく動線です。3つを洗面所の手の届く位置に並べて置く、キャップを開けやすいものにしておく。そうした小さなことで、続く確率が変わります。
旅行や出張で持ち出すときも、3つだけであれば負担になりません。数を絞ることは、続けるための設計でもあります。
まずは洗顔料、化粧水、乳液の3つで、一か月続けてみてください。
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