顔に使うスキンケアは、直射日光と高温多湿を避けた場所に置き、使うとき以外はふたを閉めます。この2つを守るだけで、製品は買ったときの状態に近いまま最後まで使えます。
期限は、未開封なら製造から約3年が目安です。開けたあとは、それより早めに使い切ります。
ボトルに使用期限が書かれていないのは、なぜですか
期限がないという意味ではありません。薬機法では、製造から3年以内に品質が変化するおそれのある化粧品にだけ、使用期限の表示が義務づけられています。裏を返せば、印字がない製品は、製造から3年は品質が保たれるものとして扱われています。
ただし、これは未開封の場合の話です。開けたあとは条件が変わるので、印字の有無だけで「まだ大丈夫」と判断すると実際とずれます。シャンプーについてはシャンプーの使用期限とは?未開封・開封後の目安と劣化を見極めるサインでも同じ考え方を扱っています。
開封したあとは、何が変わりますか
開けた瞬間から、中身は空気に触れます。使うたびに手指が近づき、洗面所や浴室では水や湯気もかかります。
やることは1つです。中身が空気や水に触れる時間を、短くします。
- 使い終わったら、その場でふた・キャップ・シールを閉めます
- ノズルや口元についた液は、気づいたときに拭き取ります
- 開封したものは、使い切れるペースで使います
THE FACE SHEETの公式の使い方にも、使用後は中身の乾燥・品質の劣化を防ぐためフラップシールをしっかり閉じる、と書かれています。
置き場所は、どこがよいですか
直射日光と高温多湿を避けた場所です。順に見ていきます。
窓際・ベランダ・車内は避ける
日光が直接当たる場所は、容器の中の温度も上がります。洗面台の窓辺に並べておくと取りやすいのですが、季節によっては1日のうちで温度が大きく動きます。夏場の車に置いたままにするのも、同じ理由で避けます。
浴室に置いたままにしない
浴室は、温度と湿度の変化がいちばん大きい場所です。シャワーの湯気が毎日かかる棚は、顔に使うものの定位置には向きません。洗顔料を浴室で使っているなら、使い終わったら外に出して、乾いた場所に戻します。
毎日使うもの以外は、収納の中へ
洗面台の引き出しや扉の中は、光が当たらず、温度も変わりにくい場所です。
毎日使うものだけを外に出し、ストックや使用頻度の低いものは収納に入れます。
製品ごとに、気をつけるところ
THE FACE WASH(洗顔料)
使い終わったら、チューブの口元を拭いてからふたを閉めます。口元に残った洗顔料が固まると、次に開けるときに出しにくくなります。
THE REPAIR LOTION(薬用化粧水)とTHE EMULSION(乳液)
どちらも手のひらに出して使うので、ボトルの口に手指が直接触れる場面はほとんどありません。気をつけるのは、キャップの閉め忘れだけです。THE REPAIR LOTION(公式サイト)
THE SUNSCREEN(日焼け止め)
キャップを開ける前に、カタカタと音がするまで5〜10回ほど容器を振ります。中身が分かれた状態で出すと、
1回分の内容が偏るためです。
THE FACE MASK(フェイスマスク)
1包ずつ個別に包装されています。袋から取り出した1枚は、その日に使い切ります。
THE FACE SHEET(フェイスシート)
30枚入りで、1枚ずつ取り出して使います。使用後はフラップシールをしっかり閉じます。
持ち歩くときは、袋の口が開いたままかばんの中で押されないようにします。
詰め替えボトルを使うときの注意
THE BOTTLE(詰め替えボトル)の公式の使い方には、扱いの注意がまとまっています。
- 水道水や他の商品と混ぜて使用しない
- 詰め替える際は、中身を使い切ってから全量を詰め替える
- ボトルはきちんと洗浄し、完全に乾燥させてから詰め替える
- 詰め替え後は容器のふたをしっかり閉め、中身が漏れないよう注意する
- 使用するとき以外はキャップをして、雑菌が入らないようにする
- BULK HOMMEの化粧水・乳液の詰め替え以外には使用しない
見落としやすいのは2番と3番です。残りが少しあるところに新しい中身を注ぎ足すと、古い液と新しい液が混ざってしまうので洗って完全に乾かしてから、全量を移しましょう。洗ったあとに水気が残っていると、それも中身と混ざるので、乾くまで待ちます。
変化に気づいたときは、どう見ますか
長く置いていたものを使うときは、次の点を確認します。
- におい:本来とは違う、酸っぱいようなにおいがする
- 色:いつもと違う色みになっている
- 伸び:分離している、極端に水っぽい、逆に固まっている
- 泡立ち:洗顔料が以前より明らかに泡立ちにくい
ひとつでも当てはまるなら、そのまま使わずに使用を中止します。迷うときは、購入先に製造ロットや購入時期を伝えて確認してください。肌に使ったあとで違和感があった場合も同じです。使用を中止して、状態が続くようであれば皮膚科などの専門家に相談してください。
いちばん確実なのは、使い切れるペースで使うこと
保管に気を配るより、使い切れるペースで使うほうが確実です。見るところは2つあります。
1つは、1回の量です。THE FACE WASHは10円玉大、THE REPAIR LOTIONとTHE EMULSIONも10円玉大、THE SUNSCREENはパール1個分。多ければ早くなくなりますし、少なすぎると洗顔料は泡が立たず、日焼け止めはムラになります。
できるだけ推奨量を守って使っていくことでちょうど良いペースを保つことができます。
適量については洗顔料・化粧水・乳液の適量は?製品別の使用量ガイドにまとめています。



