お風呂上がりは、顔から先に済ませるのがいちばん続きます。体を拭いて、髪を乾かして、それからスキンケア、という順にすると、顔にたどり着くまでに時間がかかり、その間に「まあ今日はいいか」となりやすいからです。お風呂上がりのケアは、手順そのものよりも、浴室を出てからの動線をどう組むかで続けやすさが変わります。
お風呂上がりに、何から手をつけますか
顔からです。顔のケアがいちばん工程が多く、後回しにすると省略されやすいためです。髪を乾かしてから顔、という順にすると、ドライヤーを終えた時点で一区切りついてしまい、そのまま部屋に戻ってしまいがちです。
おすすめの順番は次のとおりです。
- 浴室を出て、タオルで顔と体の水気を押さえる
- 顔に化粧水、そのあと乳液をつける
- 髪を乾かす
顔を先に済ませてしまえば、あとは乾かすだけになります。浴室を出てすぐ顔のケアに入る流れにしておくと、習慣として続きやすくなります。
入浴中に洗顔を済ませてもよいのですか
問題ありません。むしろ、浴室の中で洗顔まで終えておくと、出たあとの工程が減ります。
THE FACE WASH(公式サイト)で案内されている使い方は、10円玉大をぬらした泡立てネットに取り、ぬるま湯を少しずつ加えながら空気を含ませて泡立て、ぬらした顔に泡をたっぷりのせて転がすように洗い、すすぎ残しがないようにぬるま湯で入念に洗い流す、という手順です。浴室の中でも洗面台でも、やることは同じです。
浴室で洗う場合に気をつけたいのは、すすぎをシャワーの水流だけで済ませないことです。頭からシャワーを浴びながら顔も一緒に流すと、生え際やフェイスラインに泡が残りやすくなります。顔は顔で、手にお湯をためて当てるようにして流します。
拭くときは、こすらずに押さえる
タオルは肌に当てて、軽く押さえるようにして水気を取ります。往復させてこするのは、顔でも避けたい動作です。
これは洗顔のときと同じ考え方です。THE FACE WASH が泡で洗う設計になっているのは、肌と手が直接こすれる状況を減らすためです。せっかく泡でやさしく洗っても、拭くときにこすってしまうと意味が薄れます。
顔は、体を拭いたタオルとは別の面を使うか、フェイスタオルを分けておくと気持ちよく使えます。
化粧水と乳液は、拭き取ってすぐに
THE REPAIR LOTION(公式サイト)で案内されている使い方は、10円玉大を取って手のひら全体に広げ、洗顔後に水分を拭き取った清潔な肌へ、ハンドプレスしながらやさしくなじませる、という手順です。乾燥しやすい目元・口元や、ひげ剃りのダメージを受けやすいあご周りは重ねづけします。
そのあとが THE EMULSION(公式サイト)です。10円玉大を手のひらで温めるように広げ、こすらないように顔全体へなじませます。こちらも目元・口元とあご周りは重ねづけする、と案内されています。
どちらも「洗顔後、水分を拭き取った清潔な肌に」から始まります。ぬれた顔に直接つけると、手のひらの上で水と混ざって薄まり、狙った量が行き渡りません。拭いてから、間を置かずにつけます。
髪を乾かすのは、顔のあとで
顔のケアを終えてからドライヤーを使うと、乾かしているあいだの熱風が顔に当たっても気になりにくくなります。順番として、顔が先、髪があとです。
髪のほうも、ぬれたまま長く放置しないほうが扱いやすくなります。タオルで水気を取ってから乾かす、という流れは変えずに、そのあいだに顔のケアを挟むイメージです。
髪のケアの手順そのものは正しいシャンプーの仕方とは?頭皮をすこやかに保つ4つの基本手順とヘアオイルがべたつく原因は?正しい適量と使い方、トリートメントとの違いで扱っています。
ひげを剃るなら、入浴後のどこに入れますか
剃る日は、洗顔のあと、化粧水の前です。入浴中や入浴直後はひげが水分を含んでいるので、剃るタイミングとしても収まりがよくなります。
THE SHAVING FOAM(公式サイト)で案内されている使い方は、缶をよく振ってから適量を出し、洗顔後に水分を拭き取った肌へ、肌の色が見えないくらいの厚みで塗り広げてから普段どおりに剃る、という手順です。泡をのせてから10〜15分ほどおいてから剃ると、パックとしての役割も兼ねられる、とも案内されています。剃ったあとは洗顔料を使わず、水かぬるま湯で洗い流します。
ここで洗顔料をもう一度使わないのは、直前に洗顔を済ませているからです。洗い流したら、そのまま化粧水と乳液に進みます。剃った日のあご周りは、どちらも重ねづけの対象として挙げられている場所です。
入浴後に、顔がほてって落ち着きません
ほてりが引くまで待たなくてかまいません。待っているあいだに肌の水気は飛んでいきますし、何もつけずに時間が過ぎるほうが、つっぱりを感じやすくなります。
気になる場合は、浴室を出る前に、最後だけぬるめのお湯で顔を流してから出ると落ち着きやすくなります。そのあと拭き取って、いつもどおり化粧水と乳液に進みます。
汗が引かないうちに乳液までつけると、なじませている途中でべたつきを感じることがあります。その場合は、化粧水を先に済ませておき、髪を乾かしてから乳液に戻る、という分け方でもかまいません。工程を飛ばさずに、順番だけ入れ替える形です。
お風呂上がりに、日焼け止めは要りますか
夜の入浴後であれば要りません。日焼け止めは朝、スキンケアを終えたあとに使うものです。
朝にシャワーを浴びる方は、そのあとの流れに日焼け止めが入ります。THE SUNSCREEN(公式サイト)で案内されている使い方は、キャップを開ける前にカタカタと音がするまで5〜10回ほど容器を振り、パール1個分を手に取って、スキンケアをしたあとの肌にのせ、顔や首元などになじませる、という手順です。少量を薄く伸ばすとムラになりやすいので、顔全体にムラなく塗れる量を使います。
朝と夜それぞれの組み立ては洗顔は朝と夜のいつやるべき?正しいタイミングとスキンケアへのつなぎ方もあわせて読むと整理しやすくなります。
続かない理由は、意志より置き場所にあります
やることを減らすより、取りに行く手間を減らすほうが早く終わります。
- 化粧水と乳液は、脱衣所か洗面台の、立ったまま手が届く位置に置く
- フェイスタオルは体用と分けておく
- 入浴前に、その日使うものを洗面台の上に出しておく
引き出しの中や別の部屋にあるだけで、出したあとの一手間が増えます。夜のケアが飛びやすい方は、この一手間で止まっていることが多いです。
もうひとつ効くのが、鏡の前に立ってから出す、という順番です。手のひらに出してから鏡の前まで歩くと、その途中で落ちますし、両手を使えないぶん動きも雑になります。



