40代、50代になって、同じシャンプーを使い続けているのに洗い上がりの感触が変わってきた。
スカルプシャンプーをいくつか試しても、どれも納得できない。
そう感じているなら、次の順に進めてみましょう。
- 気になる場所と時間帯を書き出す
- 洗い方(予洗い・泡立て・すすぎ)を整える
- それでも合わなければ、シャンプーを選び直す
製品を替えるのは3番目です。まずは洗い方を見直してみないと、買い替えを繰り返しても自分にどういった製品が合っているのかが本当の意味ではわからないためです。
この年代で起こりやすい変化
年齢を重ねると、頭皮の状態は少しずつ変わります。
20代の頃と同じ選び方を続けていると、途中で合わなくなることがあります。
- 皮脂の出方が変わります。量そのものが減る方もいれば、部位によって偏る方もいます。
額の生え際は乾くのに頭頂部はべたつく、という混在も起こります。 - 洗ったあとにつっぱりを感じやすくなります。肌全体に起こることで、頭皮も同じです。
- においが変わります。洗ってから時間が経つと気になる、という方が増えます。
- 髪の質感が変わります。1本1本の張りやまとまりが以前と違うと感じる方がいます。
これらは数年かけて少しずつ進むので、「いつの間にか合わなくなっていた」という形で気づくことになります。
「いろいろ試したが合わない」が起こる理由
スカルプシャンプーという呼び方には、幅があります。
皮脂をしっかり落とす方向に振った製品もあれば、洗い上がりのうるおいを残す方向に振った製品もあります。
どちらもスカルプシャンプーと呼ばれます。
ここで起こりやすいのが、選ぶ方向の取り違えです。
頭頂部のべたつきを抑えようと洗浄力の強いものを選ぶと、べたつきは収まる一方で、生え際や頭皮全体のかさつきが強まることがあります。今度はかさつきが出て穏やかなものに戻すと、べたつきが返ってきます。
この往復から抜けるには、自分の頭皮のどこが、いつ気になるのかを書き出してみましょう。
- 気になるのは頭頂部か、生え際か、襟足か。
- 気になるのは洗った直後か、夕方か、翌朝か。
- 整髪料を使った日だけか、使わない日も同じか。
この3点が埋まると、洗浄力を上げるべきなのか、洗い方や乾かし方を直すべきなのかが見えてきます。
まず、洗い方を見直す
製品を替えるより先に結果が出やすいのが、洗い方です。
次の4つを順に行います。
- お湯で1分、予洗いする。ホコリと余分な皮脂の多くはここで落ちます。お湯の温度は38〜40℃が目安です。熱すぎると必要なうるおいまで流れます。
- シャンプーは手のひらで泡立ててからのせる。原液を頭皮に直接のせると、洗い伸ばす間の摩擦が増えます。
- 指の腹で頭皮を動かす。爪は立てません。においが気になるときほど強くこすりがちですが、力を上げても洗い残しは減りません。
- すすぎを30秒延ばす。洗浄成分は生え際、耳のうしろ、襟足に残りやすくなります。
においが気になる方は、まずすすぎの時間から見直してみましょう。
洗浄成分が残ったままだと、洗ったのにすっきりしない感覚が残ります。
基本の手順は正しいシャンプーの仕方でも整理しています。
それでも合わないと感じたら、シャンプーを選び直す
この年代で参考にしたいのは、落とす力の強さだけではなく、洗い上がりにつっぱりが残らないかどうかです。
THE SHAMPOO(公式サイト)は、ノンシリコンのアミノ酸系シャンプーです。
ノンシリコンは、髪の表面を覆う役割をトリートメントに任せ、シャンプーは洗う工程に専念させる設計を指します。
ジェル状の液を泡立てると、重く粘りのある泡になります。
この泡は髪の1本1本に絡んだ状態でとどまり、指と髪のあいだの摩擦を受け止めます。
保湿成分として、アミノ酸、ヒアルロン酸、加水分解コラーゲンを配合しています。
整髪料や皮脂のような油性の汚れは、植物由来のクレンジング成分で落とします。
使用量の目安は、ショートで約4g、ミディアムで約6g、ロングで約7gです。
髪が短い方ほど量が少なくて済むと考えがちですが、泡が立たない量だと、頭皮をこする回数がかえって増えます。
目安どおりに取りましょう。
新しいシャンプーに替えた日は、1回では判断がつきません。
洗い上がりの感覚は、その日の汗の量やお湯の温度でも変わってきます。
2週間ほど使って、洗った翌日の夕方にべたつきとつっぱりのどちらが先に来るかを見てから決めます。
指で洗うだけでは物足りないと感じたら
頭皮用のブラシを使う方法があります。
THE SCALP BRUSH(公式サイト)は、つなぎ目のないシリコン製のブラシです。
突起は先が細めで長く、内側が頭の曲線に沿って湾曲しています。
使う順番は次のとおりです。
- お湯で予洗いします。
- シャンプーを手のひらで泡立て、頭皮につけます。
- 泡が立った状態で、ブラシの突起を頭皮に当て、小刻みに動かします。ブラシは押しつけず、軽く当てる程度にします。
- すすぎます。ブラシも水で流し、水気を切ってから乾かします。
泡が立っていない状態でブラシを当てると、突起が頭皮に直接当たります。
においが気になるときほど強く当てたくなりますが、ここでも力は要りません。
髪のまとまりが気になるなら、乾かし方から
洗ったあと自然乾燥のまま過ごすと、根元が湿ったままの時間が長くなります。
タオルで押さえるように水分を取り、ドライヤーで根元から乾かしましょう。
ドライヤーは一か所に留めず、左右に振りながら当てます。
髪の質感が以前と違うと感じるなら、トリートメントを足す方法があります。
THE TREATMENTは、頭皮についても問題のない設計です。
シャンプーのあとに適量(ショートで約4g)を手に取り、髪全体になじませてから流します。
ドライヤーの熱から髪を守る成分を配合しているので、乾かす前の一手間として向いています。
ドライヤーとの関係はドライヤーの熱と髪で扱っています。
洗ったあとのつっぱりが残るなら
頭皮用のアイテムを足すかどうかは、その時の自分の頭皮環境と相談してください。
THE SCALP SERUMは、頭皮に直接使う美容液です。
タオルで水分を取ったあと、髪ではなく頭皮に吹き付け、指の腹で揉みこみます。
全頭で8〜10プッシュが目安で、そのあとドライヤーで乾かします。
使い方の全体像はスキャルプセラムの使い方で整理しています。
かゆみや赤みが強いときは
かゆみや赤みが強い、広い範囲に及ぶ、といった場合は、化粧品でのケアの範囲を超えます。
その際は直ちに皮膚科へ相談してください。
製品について確認をしたい場合は、こちらからご確認ください。



