放置する前に、まず洗い方を見直してください。つっぱりは「しっかり洗えた証拠」とは限りません。熱い湯・こすり洗い・すすぎ不足・洗ったあとに何もつけない——
こうしたあとに強く出やすいものです。洗顔料を替えるより、湯温・手の動き・そのあとの化粧水を整える方が先です。
つっぱりは、洗えた証拠ですか
必ずしもそうではありません。洗ったあとに肌の感触が変わるのはよくあることですが、つっぱりが強いほど洗えている、というわけではありません。同じ洗顔料でも、湯が熱い日・こすった日・タオルで強く拭いた日に、強く感じることがあります。
THE FACE WASHは生石けん由来の洗顔料です。石けんタイプは、洗い上がりが一時的に弱アルカリ性側へ傾きやすい性質があります(詳しくは 弱アルカリ性の洗顔料について)。ただし、つっぱりの感じ方は、それよりも湯温や手の動きに左右されます。
脂っぽさが気になる人の洗い方は、脂っぽい肌は、洗顔だけで足りる? も参考にしてください。
つっぱりが気になる日の、正しい洗い方
洗顔料を替える前に、次の手順に戻すのが早道です。THE FACE WASH(公式サイト)の使い方も同じ流れです。
- ネット(または手のひら)に10円玉大を取り、ぬるま湯を少しずつ加えて泡立てる。量を増やして「しっかり落とす」方向に寄せない
- ぬらした顔に泡を乗せ、転がすように洗う。指で強く円を描かない・爪を立てない・ネットの網目を顔に当てない
- ぬるま湯ですすぐ。落ちたと思ってから、生え際・小鼻の横・あご下をもう一度。熱い湯で流さない
- タオルで押さえるように水を取り、すぐ化粧水へ。こすって乾かさない
熱い湯は皮脂が流れやすく、肌が赤く見えることがあります。泡を作る湯も、すすぐ湯も、同じぬるま湯に揃えると安定します。湯温を何度にするか、何分で化粧水を乗せるか、といった数値は公表されていません。
洗ったあとは、化粧水でうるおいを与える
洗顔で汚れを落とす工程と、そのあとうるおいを与える工程は別です。脂っぽいから化粧水は不要、とは限りません。
THE REPAIR LOTION(公式サイト)は薬用化粧水(医薬部外品)です。使い方は次のとおりです。
- 10円玉大程度を取り、手のひら全体に広げる
- 洗顔後、水分を拭き取った肌へ、ハンドプレスしながらなじませる
- 目元・口元、ひげ剃りのあとのあご周りは、重ねてなじませる
指先で点々と乗せるより、手のひらに広げてからそっと押し込む方が、なじませやすくなります。
よくある質問
化粧水は、何分以内につけますか
洗顔後に水分を拭き取った肌へなじませてください。「何分以内」という数字は公式に出ていませんが、タオルで水を取ったらそのまま続けて化粧水へ進むのが、迷いのない順です。
タオルで拭いたあと、放置してよいですか
おすすめしません。タオルで強く拭いてから放置すると、表面が乾いて引きを感じやすくなります。押さえるように水を取り、そのまま化粧水へ進んでください。こすって乾かす必要はありません。
化粧水は、脂っぽい人には余計ですか
いいえ。洗顔で汚れを落とす工程と、うるおいを与える工程は別です。脂っぽくても、洗ったあとの肌には化粧水でうるおいを与えてください。
ひげ剃りのあとも、同じでいいですか
はい。ダメージを受けやすいあご周りは、化粧水を重ねてなじませてください。剃る前も、熱い湯を避けてぬるま湯と泡の順を守ると、肌への負担を抑えやすくなります。
乳液(THE EMULSION)まで必要ですか
つっぱりが強い日は、工程を増やす前に、ぬるま湯・泡・すすぎ・化粧水の順を先に安定させてください。
乳液の要否は、そのあとで判断すれば十分です。
朝と夜、どちらで洗うべきですか
洗顔は朝と夜のいつやるべき? を参考にしてください。つっぱりは、回数より先に、その1回の湯温と手の動きで決まります。
皮膚科に相談した方がよいのは、どんなときですか
かゆみ、赤み、広範囲の症状、じくじくする、ひりつきが続く——こうした場合は皮膚科へ相談してください。
化粧品の使い方で片づける話ではありません。つっぱりだけが気になる段階では、自分で乾燥肌と決めて洗浄をやめる前に、まず湯温・量・すすぎ・化粧水の順を見直してみてください。



